2007年09月28日

乳酸菌が腸に効く


乳酸菌とは、醗酵で乳酸を作ることから付けられた総称名。
ですが悪玉菌のように毒素を生産する菌は含まれていないようで
毒性はほとんど無いことが知られています。

乳酸菌は腸内をはじめ、私たちの身体の
至るところに存在しています。
特に腸内の乳酸菌は私たちの健康維持に必要な
善玉菌であるとされていますが、実はまだ仮説であり
乳酸菌が身体にいいという根拠はありません。

ただし、乳酸菌の乳酸によって腸内が酸性側に傾くことで
各種疾患の原因とみなされている
悪玉菌の繁殖を抑える効果があることは確かです。
実際に女性の膣には乳酸菌が優先種として生息しており
産生する乳酸が膣内のpHを酸性に保つことで
雑菌の繁殖を抑えるバリアーの役割をしていることが
明らかになっています。

ちなみに、食物として摂取した乳酸菌は
腸に到達することなく胃酸で死滅するのだそうです。
ですが最近では新種も開発され、食物として摂取した乳酸菌が
生きて腸まで届くと謳っている商品が見られますよね。
本当に生きて腸まで届くかといえば、ちゃんと届くのだそうです。
ただし摂取した菌が腸内に定着するかといえば疑問であり
腸を通過する際に産生する乳酸で腸内のpHを下げて
悪玉菌に一矢報いることが出来ると考えられています。

下痢の症状に乳酸菌を含むヨーグルトなどが推奨されますね。
下痢になると腸内細菌を殆ど洗い出してしまうことになるので
増殖しやすい悪玉菌が腸内に繁殖する恐れがあります。
ここで乳酸を含む食物をとれば、悪玉菌の繁殖を抑えて
善玉菌が増えやすい環境を整えることが出来るのです。

ここで表題のビフィズス菌は、乳酸菌の中でも
乳酸と酢酸を産生するヘテロ乳酸菌の一種に当たります。
母乳を飲んで育つ乳児期の腸内に最も多く
成長に従い雑菌・悪玉菌が増えるにつれて減っていくのだそう。
腸内環境正常化だけでなく花粉症などアレルギー症状の緩和に
期待される菌ということもあって、注目されています。

ビフィズス菌をはじめとする乳酸菌の力を借りて
お腹の健康を正常に保ちたいですね。
posted by ビフィズス菌 at 09:47| ビフィズス菌